過去に管理していたレピータ

入間レピータ　JP1YKG

埼玉県下としては初となる、第1号レピータが入間レピータでした。
埼玉県のD-STAR普及、活性化を目的として2011年に開局をしました。その後、当クラブが発足し、堂平山レピータ、御岳山レピータという広域山岳レピータを管理するに至った象徴的なレピータでしたが、先の広域レピータでカバーエリアが十分賄えた点や、当初の目的であった埼玉県下のD-STAR普及、活性化の役目を終えたものと判断し、クラブ内で議論の結果、2019年12月に約9年の歴史に幕を下ろしました。

レピータ設置までの経緯・目的

建物屋上に伸縮ポールを使用して設置
左側のGPは予備
右側の2段GPが運用中のGP
中央のディスコーンは、AIR BAND受信用

19インチラックにレピータ本体とサーバを収めて
きれいに収納

2010年頃、1エリアでは各地にレピータが増え始めましたが、唯一埼玉県だけはD-STARレピータがなく、東京都西東京市の西東京レピータ、茨城県つくば市のつくばレピータぐらいしかアクセスできず不便を強いていました。
この状況を改善すべく、とにかく埼玉県にレピータを設置しようと、JP1EED局を筆頭に埼玉県入間市に設置を行い、めでたく埼玉県第1号のD-STARレピータとして稼動しました。

アクセスエリアが当初の計画よりも狭く、給電点の高さを変更したり、アンテナを変更したりと試行錯誤を行いましたが、状況があまり変わりませんでした。
設置場所が工業団地内にあり周辺に高層物と狭山丘陵があるため、埼玉県北部・東部においてはほとんど使用できずローカルレピータとしての役目を果たしていました。

この状況を打開すべく、埼玉県内のアクセスエリア改善のため、後の堂平山レピータ開設へと繋がりました。

※レピータの情報は、運用当時のものです。現在では使用されていません。